ARナイトリペア、Wテクスチャリペア、スキンブライセラムの選び方

美容皮膚科
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はじめまして。
形成外科医/美容皮膚科医のDr.○○○です。
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会 会員
日本創傷外科学会 会員
日本褥瘡学会 会員
日本フットケア・足病医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員

(注)プロフィール画像:『日本形成外科学会・日本創傷外科学会マスコットキャラクター「なおるん」』 なおるんは「キズを治す妖精」です。
今話題の谷口亮氏のデザインです。

Aくん
Aくん

維持期に使用する高濃度レチノールってなに?

Bさん
Bさん

4種類もあるけどどのように選べばいいの?


このような疑問に答えていきます。

【本記事はこのような方におすすめ】

高濃度レチノールであるARナイトリペア、Wテクスチャーリペア、スキンブライセラム0.25/0.5を使うかどうか迷っている方

使いたいけどどれを選べばいいかわからない方

Dr.いたるん
Dr.いたるん

形成外科専門医/美容皮膚科医として普段からゼオスキンを扱っている私が解説していきます。

私がどんな人か気になる方はこちらのプロフィール記事を参考にしてみてください。それでは宜しくお願いします。

なおるん
なおるん

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高濃度レチノールはこんな方にお勧めです

維持期(メンテナンス)にもビタミンAを導入して、肌の色むらや小ジワなどの改善(エイジングケア)を引き続き治療していきたい方

もしくはセラピューティック後で肌の状態を維持もしくは上向きにキープしたい方

ここで治療期(セラピューティック)に使うトレチノイン維持期(メンテナンス)で使う高濃度レチノールの違いを大まかに解説します。

耐性などの問題で長期使用に向かないトレチノインを強いビタミンAとすると、高濃度レチノールは中くらいのビタミンAとなります。

トレチノインに比べると効果はマイルドなことがデメリットかもしれませんが、刺激がマイルドで長期に使用できることや化粧品に配合が可能などのメリットもあります。

このことを踏まえると、セラピューティックのダウンタイムが気になる方は、維持期(高濃度レチノール)から開始してゆっくりと効果を期待する方法を選択してもよいと思います。

他には、肌の症状が軽度でマイルドな効果で十分改善が期待できる場合や、冬の乾燥が気になるシーズンにゼオスキンを開始する場合なども維持期(高濃度レチノール)から開始してもよいかもしれません。

4種類のうちどれを選べばいいかわかります

まず簡単な区別の仕方としては含まれるレチノールの濃度です。

濃度が小さいものから

スキンブライセラム0.25スキンブライセラム0.5WテクスチャーリペアARナイトリペア の順番になります。

肌が慣れてくるまではレチノール濃度が小さいものから使用する方がよいかもしれません。

次に期待したい効果(レチノールの配合方法)で区別してみます。

Wテクスチャーリペアはマイクロエマルジョン化したレチノールが配合されており、より皮膚の深層にアプローチすることができるため、小ジワやハリの改善により効果が期待できます。

ARナイトリペアとスキンブライセラムはオレオソーム化したレチノールが配合されており、表皮に長く止まることができるため、色むらやクスミの改善により効果が期待できます。

おまけ

最後に高濃度レチノールを使用する上での注意点をお伝えしておきます。

・ 高濃度レチノール製剤もトレチノインと同様に妊娠中や授乳中の使用は控えること

・ 夜間のみの使用で、週1~2回から使用をスタートすること

→ いくらトレチノインと比べて効果はマイルドといえ、いきなり毎日使用するとやはり赤みや乾燥・痒みなどの反応が強く出てくるため注意が必要です。

もちろん肌が慣れてくれば使用頻度をあげていってOKです。

なおるん
なおるん

最後まで読んでいただきありがとうございました!

その他質問や相談などがあればお気軽にブログの問い合わせtwitterまで連絡いただければお答えさせていただきます。

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