眼瞼下垂【まぶたが下がってきた】ってご存知ですか?

まぶた
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はじめまして。
形成外科医/美容皮膚科医のDr.○○○です。
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会 会員
日本創傷外科学会 会員
日本褥瘡学会 会員
日本フットケア・足病医学会 会員
日本美容皮膚科学会 会員

(注)プロフィール画像:『日本形成外科学会・日本創傷外科学会マスコットキャラクター「なおるん」』 なおるんは「キズを治す妖精」です。
今話題の谷口亮氏のデザインです。

Aくん
Aくん

最近まぶたが重いし、下がってきて見えにくい

Bさん
Bさん

これって病気なの?保険効くの?

Cくん
Cくん

どんな治療方法があるの?


なおるん
なおるん

本記事ではこのような疑問に答えていくよ!

【本記事はこういう方におすすめ】

○ 自分の症状が眼瞼下垂なのか知りたい方

○ そもそも眼瞼下垂ってなんなのか知りたい方

○ 病院で治療してもらえるのか知りたい方

○ 眼瞼下垂の治療法をおおまかに知りたい方

Dr.いたるん
Dr.いたるん

形成外科専門医として普段まぶたの治療もしている私が解説していきます。

私がどんな人か気になる方はこちらのプロフィール記事を参考にしてみてください。

それでは宜しくお願いします。

なおるん
なおるん

質問や要望などなんでもお気軽にご相談ください✨

ブログの問い合わせTwitterにご連絡お願いします。

眼瞼下垂がなにかわかります

瞼が下がってくることを眼瞼下垂といいます

黒目(瞳孔)が隠れることで視界が狭くなり、健康面や整容面でも弊害が起きてきます

例えば以下のようなことにこまっていませんか?

○ まぶたが重い

○ おでこにしわ(おでこに力を入れて眉をあげているから)

○ 頭痛(首の後ろ、こめかみ、眉間)

○ 肩こり

○ 顎が出る(余計に方がこる)

これらは眼瞼下垂のサインです

ほとんどの原因がまぶたを引き上げる筋肉の老化・劣化によるものです

老化は加齢によるものですが、コンタクトレンズや擦ることによる機械的な刺激で劣化することもあるので若年者にも起こり得ます

眼瞼下垂は病気であり保険が適用されます

眼瞼下垂の症状があるにも関わらず、「高齢」であることを理由に諦めていませんか?

眼瞼下垂は「治るまぶたの病気」です。諦めずにまずは病院で相談してみましょう

ただし、整容面(見た目)の改善はいわゆる美容整形になり自費診療となります。

治療方法について説明します

まぶたを引き上げる筋肉の老化や劣化が原因の場合

まぶたを引き上げる筋肉の止め直しをします

例. 眼瞼挙筋前転術、眼瞼挙筋短縮術など

まぶたを引き上げる筋肉の機能が極度に低下している場合

自分の組織(大腿筋膜)や人工物と前頭筋(おでこの筋肉)を利用して吊り上げます

例. 眉毛吊り上げ術

まぶたの上の皮膚の弛緩が原因の場合

まぶたの皮膚や眉毛の皮膚、場合によってはおでこの余分な皮膚を切除します

例. 上眼瞼皮膚切除術、眉毛下皮膚切除術、前額リフト

まぶたは術後に腫れやすいため、手術は入院でする場合や日帰りでする場合もあります

術式や両方するか片方ずつするかなどで異なってくるため、主治医と相談してみてください

まとめ

視野を広げることは生活の質の向上のためには重要なことです

また、眼瞼下垂により健康面や整容面でも問題が生じます

眼瞼下垂は治るまぶたの病気です

一度病院で相談することをお勧めします

なおるん
なおるん

その他質問や相談などがあればお気軽にブログの問い合わせtwitterまで連絡いただければお答えさせていただきます

参考文献

超アトラス眼瞼手術―眼科・形成外科の考えるポイント―

専修医 石嶋くんの眼瞼手術チャレンジノート

○ 眼瞼の手術アトラス―手術の流れが見える― (PEPARS)

○ 眼瞼下垂手術―整容と機能の両面アプローチ― (PEPARS)

眼形成手術カラーアトラス(DVD付)

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